初出:2017/01/17 Vol.207 市販の乳液がよくない理由
保存料たっぷりの化粧水はお肌に良くない
市販の乳液や化粧水が良くない理由。
人の肌質は千差万別ですが、その個性を作っているのは、その人の皮脂とそれを分解する常在菌です。
そして多くの市販の化粧水、乳液は強めのアルコールや保存料が含まれており、それらが常在菌を殺したり、アルコールは油をよく溶かすので皮脂が溶かし流されてしまうという弊害があるからです。
実際に高級化粧水や高級乳液の類いは、複雑な名前のよくわからんご利益がありそうな成分を看板に掲げていますが、その実体は、ヒアルロン酸やグリセリンと水、乳液の場合はペプチドなんかのつなぎを入れた油(植物性だったり動物性だったり)といった成分がメインです。というかそれ以外は仕事をしてるとはまず言いがたいのです。
そして高い商品ほど一度だした液が中に入らないようになっていたり、冷蔵保存だったりします。
これは単純に「腐敗に弱い」という性質を意味しています。
ようするに、高い化粧水や乳液は、防腐剤やアルコールが肌に悪さをすることを知っているが故に・・・とも読み解くことができるわけです。
そうなってくると、「高い」という部分にはもはや意味はなく、ちゃんとした化粧水をバンバン作ってバンバン使うようにするのが一番コスト的にも安心感も高いわけです。
化粧水の作り方は拙著「悪魔が教える 願いが叶う毒と薬」
悪魔が教える 願いが叶う毒と薬
本書は、薬とつきあっていく上で知っておくとグンと便利に使える知識と、世間一般ではあまり語られることのない「裏の使い道」という点において言及した、まさに「クスリで願いを叶える方法」に特化した内容となっています。
にも載せていますし、それ以外のスキンケアや肌の劣化の仕組みなども解説しているので、タイトルの通り、毒の話も豊富ですが、美容の話も多いのでよろしければ1冊(笑)。
具体的な作り方は動画にもなりました。こちらで確認するのもアリです。
化粧水の作り方は以下の記事でもまとめられています。
【スキンケア】ヘルドクターくられ推薦・自作化粧水の詳しい作り方
あちこちで話題に出しているので、すっかりお馴染みになってしまった自作化粧水。今回は、美容における化粧水の役割と、なぜ自作が良いのか、そして作り方を改めておさらいしていこうかと思います。化粧水の手作りは簡単ですし、スキンケアに活かしましょう。