初出:2019/11/05 Vol.353 食事量の減らし方
本日は食事制限の話である! いきなり食事量を減らしすぎるの問題であって・・・おいそこ、聞いてるか?
いやー、深夜のラーメンってなんでこんなに美味しいんでしょうね?(ズルズル)
はっはっは。餃子にチャーハンもあるぞ!
・・・・・・まあ、たまならいいと思うけどね。でも太るぞ、特にそこの横に長いJoker。
今日はちょっとバタバタしてて昼夜食べ損ねてまして・・・今日は、今日だけはお目こぼしを・・・
そういう不規則な食生活とか最悪なんだけどね。せめて太りにくい間食にした方が・・・
はっはっは。まぁたまには仕事のストレスを発散させないと、それはそれで体に良くないぞ!
確かにそれはそうだな。よし、明日のことは明日考えるとしよう! こっちにもラーメン一丁!
食事制限は必要なれど難しい
ダーイエットは明日からぁ〜♪
というわけで今回は、痩せるための食事量の減らし方についてです。
そもそもダイエットとは、食事習慣の矯正のことであって、短期的に痩せるという意味ではないんですが、そういう言葉尻をとってもしかたありません。
あと今回の話は、一般的に肥満であるとされている人についての話であるので、女性陣の「より美しく痩せたい」とはまた少し違うことにご留意ください。もともと痩せている人が過度に食事制限をするのはとても良くないです。
とりあえずガッチリ太っている人限定で痩せるには、運動の前に食事制限が必要なんですが、それがどうして難しいのでしょう?
いきなり極端に減らしすぎるのも良くない
「食事制限っていったら単純に食事の量を減らせばいいんじゃない?」と思われるかもしれません。
そんな簡単に減らせたら云々というのもあるんでしょうが、それ以前に、そもそもそんな単純な話ではない。
急激に極端な食事量を減らすこと。これが実は、過肥満の人には一番良くないのです。
やたらとたくさん食事を食べてしまう人は、これは体の満腹中枢の働きがおかしくなっていて、空腹と感じやすくなっている状態です。
この状態に陥っている人が急激に食事量を減らすとどうなるか。強い空腹感が起こり、これがかなり辛くて、その反動で結局食べ過ぎてしまう・・・こんな話がまずあります。
またそれ以上に、この「空腹ストレス」というのは体脂肪を増やしやすい体になるという研究もあります。
いっぱい食べていたのに、急激に食事量が減ってしまうことで、今度はエネルギーを蓄えておこう、と、脂肪増加の準備態勢になってしまう、と、そう言われている次第。
なので、極端に食事量を減らすというのは、良くないわけです。
少しずつ減らし、時間をかけて慣らしていく
ではどうすればいいのか、というと、これはもう長期戦で行くしかありません。
急激な食事制限はせず、まずは少しだけ食事を減らす。その状態が違和感なくなるくらいに時間をかけます。
例えばそれが1週間なのか半年なのかは人それぞれです。そして3食の食事以外の間食やおやつもしっかりとカロリーがあるわけですから、これらの内容を改めましょう。
いきなり間食ゼロもこれまたストレスが大きいので、今までポテチをバリバリたべていたのであれば、バナナやゆで卵、ちくわなどの炭水化物や油分の少ないものを使うといいでしょう。
自分も一時、間食をバナナとポン菓子とちくわ、味噌汁(インスタント)に限定していたときがあり、結果的に1日に2食くらいになっています。
この辺、かつて科学動画でも触れた「ダイエット向けの間食」という奴ですね。
まぁ最近はあまりの仕事のストレスで多少ムシャムシャしてます(笑)。
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