初出:2019/12/31 Vol.361 ぎっくり腰と五十肩(四十肩) 前編
本日は「ぎっくり腰」についてお送りしていく!
そういえば去年、ちょうどイベントで慌ただしい時に腰をやってしまってひどい目にあってましたね、先生・・・
あれはマジでしんどかった・・・が、それもあって、再発予防とかそういうのをまとめてみた次第である。
私は幸いにしてぎっくり腰になったことはないんですが、肩や腰の痛みはしばしば・・・
Jokerの場合はとてもシンプルに運動不足なのがいかん。運動はすべてを解決するよ?
うぬぬぬぬ・・・おっしゃる通りです、はい。
はっはっは。姿勢が良くないのもあるだろう! ここに(魔改造した)矯正用のコルセットがあるぞ!
なんか今、含みを感じましたよ? 腰椎を粉砕されたくはないので遠慮しておきます。
ちっ!
魔女の一撃「ぎっくり腰」
寒くなってくると、運動が億劫になり、運動をサボると筋肉が弱り、また寒さで微妙に緊張しているところで、灯油タンクなんかを持ち上げると突如、激痛に悩まされることがあります。
それが通称、ぎっくり腰と呼ばれる腰の痛みであったり、五十肩といったものです。
この二つはあまりに一般的に「年を取ると出る謎の痛み、なんか我慢するもの」みたいな風潮がありますが、さにあらず、モノによってはちゃんと病院に行った方が良いのです。
その理由を説明しましょう。
まずはぎっくり腰について、今回は前編として触れていきます。
ぎっくり腰のメカニズム
そもそもぎっくり腰とは何なのか? 大きく分けて、おおむね二つに分けられます。
まずは、腰を支える複雑に重なった筋肉の一部に、急な運動や力が加わったところでブチっといく・・・本来、ゆっくり伸びて対応できるところが対応できず肉離れが発生、炎症が起きて症状として出る「筋・筋膜性腰痛症」が一つ。
そして、腰椎の関節である椎間(ついかん)をあらぬ方向にねじってしまって起こる「椎間関節症」、この二つが大半です。
いずれも炎症を抑える薬を飲んで栄養を取って安静にするしかなく、ここで動き回ると悪化していきます。
なので、思い切って2、3日休むというのが重要です。痛みがひどい場合はもちろん病院で診てもらう必要があります。
コルセットは必要だが、頼りすぎると筋力が衰える
その上で、痛みが治まってきたらコルセットをつけて少しずつ慣らしていくのが大事です。
しかし、ここで怖いのが、コルセットをつけることでコルセットに頼ってしまうこと。
コルセットは腰を支えてくれてめちゃめちゃ楽になるのですが、何週間もつけていると、腰を支える筋肉自体が弱ります。
楽をすることで、別にここに筋肉いらんやん・・・って体がサボるようになるわけですね。
こうなってしまうと、今後より一層、ぎっくり腰を起こしやすい脆弱な体になってしまいがちです。
故に、一週間くらいで直ってきたら、今度は少しずつ可動域を増やすようがんばって、腰の筋肉を鍛えていくことが重要だと言えるでしょう。
毎日のウォーキングやランニング、腰回りの筋トレなどをがんばることが再発予防にめっちゃ重要なのです。
毎度お馴染み「運動はすべてを解決する!」という、いつものオチとなります(笑)。
次回は五十肩(四十肩)についてお送りしますので、今しばらくお待ちください。
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