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【光回線とルータ】今だから見直したいネット環境とQOL

リテラシー
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初出:2019/06/04 Vol.331 今だから見直したいネット環境とQOL
改稿:2025/04/02

Joker
Joker

今回はインターネット環境の話をお送りします。

くられ
くられ

固定回線、やっぱり大事だよね。

Joker
Joker

いや本当に。転送量を気にしながら使うのとかストレス以外の何物でもないです。

くられ
くられ

思えば最近は、手にした時点で無線という時代だから、その辺のギャップもあるかもね。

Joker
Joker

我々が最初にネットに触れた頃は、そもそも「無線LAN」などというものがなかったですし。

くられ
くられ

ネット回線の進化をリアルタイムに見てきた事になるしなー・・・

POKA
POKA

おや、老人会の会場はこちらかな? 若さを取り戻したいのなら生まれ直せば良かろうなのだ!

BOMB!

快適なインターネット環境

どうも。Jokerです。今回は「インターネット環境」の話をお送りしようと思います。

ついこないだくられ先生が「我々だ」さんのところのブロマガで書かれておりましたね。あちらは有料会員限定の記事となっておりますが、ことネットに関しては、私としても思うところがあるのです。

インターネット老人会の人間だからね。仕方ないね(笑)

とはいえ、それだけに、昔からずっと快適なネット環境を求め続けてきて、時代の進化を味わってきたので、参考になることもあるかと思います。

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「ギガが足りない」問題

今の世の中、ネットにアクセスする手段として一番多いのがスマホです。実際まあ、ポータルのアクセス解析とか見てても七割とか八割くらいスマホ。

そりゃあまあ、みんな「ギガが足りない」とか言い出す訳ですね。使い過ぎて帯域制限受けるのもわかる話。

この辺の事情は、なまじ技術が進化しまくったからというのもある。

超高速でデータをやりとりできる分、インフラにかかる負担が増えてしまって、定額使い放題がどんどん高額になり、段階的な定額になり、と・・・スマホの料金プランは極めてカオスな状態になっています。

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ネット環境とQOL

しかし、高速で快適なインターネット環境は、今では生活の豊かさ、QOLに直結している、もはや基本的人権といっても過言ではないかと思います。いや過言か。

まあ、ネットがないと呼吸ができないのと同じという人種もいますし(笑)、快適にネットが使えると生活の質が上がるのは紛れもなく事実だと思うんですよね。

なので、残りギガを確認しながらスマホでネットやるとか、ストレスが溜まってしょうがないと思います。

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光の固定回線を引こう

それを含めて考えると、やはり家で使う場合は、ちゃんとした光の固定回線を引いた方が良いです。

いやまあ、ほとんど家にいない、というのであれば、モバイルWi-Fiルーターを使うのも選択肢ですが、やはり固定回線があるとスマホを使うにしても全然違います。あれも結局、出先用であって落ち着いてネット使う用ではないので。

まあ、この辺の話はそれこそくられ先生がブロマガでも言ってる事ですので、私からは2点、「光回線の選び方のコツ」と「ルーターの選び方のコツ」を述べさせていただこうかと思います。

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光回線の選び方のコツ

まずは光回線の選び方。

これまた乱立していて、パイの取り合いになっており、携帯キャリアとセットで割引だのなんだの、スマホの料金プランと同じかそれ以上のカオス状態になっている訳で、回線を引こうにもどれを選んでいいのか訳わからん状態になっているかと思います。

そうである以上、最新情報は自分の手で調べましょう。同じプランでもどこで申し込んだかで初期料金とかキャッシュバックに差が付くとかザラなので。

その上で押さえておきたいのが、回線の大元がどこか、ということ。率直に言えばフレッツ光・光コラボ(NTT)、auひかり(KDDI)あたりの、堅いところが無難だと思います。インフラは大手がやはり強いです。

ちなみにフレッツとか、冠の名前が「光コラボ」で違う場合もありますが、別の会社が間に入ってるだけで回線そのものはNTT、みたいな場合は大丈夫です。

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オススメ出来ないところもある

一方で、某N○RO光とか、プロバイダも某S○-netは、個人的には正直オススメできません。大手のインフラの安定性とはやはり違うのと、サポートが以下略なので・・・時代が流れて少しは良くなっていればいいんですけどね。あくまで個人的見解なので、「そんなことないよ!」と言われても知りません(笑)

とはいえ、やはりあまりにもややこしいので、とても調べきれない、と思ったら、身の回りの知人・友人がどこの回線を使っているのかを聞き取り調査してみるのも良いでしょう。

まあ、戸建てなのかマンションなのかによっても回線のプランとか異なってくるというのもあるので、ケースバイケースではあるんですけどね。

特に近所であれば、回線の状態はほとんど変わらないはずです。先人が快適に使えているかどうかはわかりやすい指標になると言えるでしょう。

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ルータは良いものを使いたい

続いて、ルータの選び方。

ルータとはなんぞや、というと、ネット回線とパソコンを繋ぐ機器の事です。ブロードバンドルータとか、無線LANルータとか、そんな感じで家電量販店で売られてるあれです。

これは、悪い事は言わないので、あんまり安いものは避けた方がいいです。光回線引いたのに激遅で話にならん! とかいう場合、回線が悪い場合もありますが、ルータが悪い場合もあるので。

想像してみてください。光回線は高速道路、ルータは料金所、ICといった感じで、光回線から流れてきたデータを捌いて、おうちのパソコンやスマホに分配している訳です。

光回線がどんだけ速くても、この分配するところがヘボだと遅くなります。逆に手際が良ければ、光回線の速度を十分に活かしきる事ができます。

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良いルータは十年単位で持つ(こともある)

なので、我が家とかでは普通に当時の価格で数万円したのに無線LANも付いてないようなルータを使っていますし、くられ先生にも同系統のモノをオススメした(というか当時設置を手伝った)事があるくらいです。

そこから無線LANルータを接続してスマホなどを使ってますし、今のメインマシンはノートですが、実は有線で直結して繋いでいます。

ちなみにその数万したルーター、購入したのは2010年で、毎日酷使しまくってるのにまだ普通に動いてます。良いものは良いのだ!

お高い上に色々できる分設定がややこしいので、万人にオススメできる訳ではありませんが、信頼性は高いと言えます。

ちなみに、我が家のネット構成だと、これの前のモデルのルータに、AirMac Extremeを繋いで無線環境を構築してるのですが・・・どっちも販売終了してるやんけ!(笑)

※2025年1月31日追記
と、初出当時は10年近く使っても元気だったルータも、流石に15年も使ってたら限界を迎えたので、引退と相成りました。

ちょっと限度を超えていたかな、と思いますし、無線LAN環境の進歩も踏まえると、良いルータを買いつつ、まあ4、5年使って良さげなのが出たら買い換えも検討、っていうのが良いかもしれません。

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ルータは安物は避けるべし

というわけで、ここまでしろとは言いませんしオススメしません。しかし、変に安い物を使うのだけは止めておきましょう。

具体的には、3、4000円程度のルータはいささかならず信用なりません。

光回線の契約で付いてくるルータでさえ、最近はそんな安物ではない、建値1万以上、実売で五千円を超えるものを見かけるほどです。なので、八千円〜一万円程度から検討した方が良いかと思います。

最近のものだと、Wi-Fi 6以上に対応していて有線もほどよく高速なポートが付いていて手頃なものもあります。ちなみにスペック的に無線の方が速かったとしても、有線は有線で無線とは安定性が違う、と私は判断しています。

上位モデルだと以下のような感じ。Wi-Fi 6E対応かつ10Gbpsの有線ポート付きです。

前述の通り、ルータをリプレースする事になったので、私はこのNECの「WX11000T12」に買い換えました。今のところ快適に使えていますね。

あ、一個だけ不満なのは、某ウイルスソフトの会社との抱き合わせ商法に使われてるところでしょうか。光回線を繋ぐ前にオフにしたので無駄な手間をかけさせられました。いらねー。

まあ、某バッファ○ーとかは避けた方がいいです。昔から安かろう悪かろうの代名詞。あと一番目にするであろうTP-Linkのも、悪いとは言いませんが、ついこないだセキュリティトラブルを起こしてましたね……

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余談:業務用レベルになると・・・

ちなみに無線LANも付いていないのに「わーお」なお値段がするようなルータもあります(笑)

ご家庭向けでないルータはカタログスペックのみならず、低発熱で超長期の連用に耐えたり、データの捌き方が上手で複数のマシンを接続してデータのやりとりをしまくっても平気だったりと利点があります。

が、そういうのはそういう運用をする人向けなので、万人にオススメはしません。この辺の話は非常に奥が深くなるので、あまりご家庭向けの話ではなくなりますね。逸般の誤家庭の範疇に突入します(笑)。

業務用のルータでも(元値は十万超えでも)、中古の安い出物があったり、例として出したようなものだけではなく、多機能で手頃なものもあります。

ただしあくまで「業務用」なので、設定が知識を持つ人前提で、コンソールからコマンドを打ち込んでやる必要があるなど、ハードルはかなり高めです。

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LANケーブルはどうすればいいの?

加えて言うと、接続に使うLANケーブルにもCAT6だとCAT7だのCAT8だのと規格があって、何を選べばいいのか、高い方がいいのか、と思われるかもしれません。

今買うのであれば、CAT6Aの10Gbps対応のケーブル一択です。

じゃあなんで割高なケーブル売ってるのっていうのは使う局面が違ったりするんです。CAT7以上のケーブルは業務用で、STPケーブルとなっており、シールド処理をされていてノイズを抑制しているのですが、一方で使っている機器でアースをしてやる必要があります。

まあ神経質にならなくても平気かもしれませんが、アースされないとシールド処理のせいで静電気が溜まり、逆にノイズの原因になって速度低下が起きる、と言われています。

よって、シールド処理のないUTPケーブルであり、10Gbps対応の「CAT6A」のケーブルがご家庭では最適だと言えるでしょう。

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最近だと普通にCAT7以上のケーブルも売っていますが、安い方でいいです。

ただし、Aが付かない「CAT6」のケーブルは、1Gbpsまでの対応なので、先のような10Gbps対応のルータに使う場合は、ケーブル側がボトルネックになってしまうので気を付けましょう。

このケーブルによる問題って、昔の更に遅いLANケーブルが、手抜き工事でケチって配線されてたせいで、光回線にもプロバイダにも問題ないのにクソ遅い・・・なんてこともマジで起きてたので、意外に無視できません。

まあ、10Gbpsといっても、専用のLANポートを用意しなければPC側も対応できず、1Gbps止まりです。なので、光回線が10Gbpsでフルスペックを使いたいみたいな場合は、10Gbps対応のアダプターなどが必要になります。

これがまあまあ高い。国内で買おうとすると3万くらいしますし、アリエクで選んでも1万5千円ほどします。その上、発熱もなかなかですし、ここまで来ると趣味の世界になっちゃうかな、と。

ただこの辺は、時間が解決して標準が10Gbpsになりえるので、遅い奴よりは速い奴にしとく方が良くはあります。

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対談動画「工事不要回線を選ぶ前によく考えたほうが良い理由」

この記事では光回線環境の構築について触れていますが、最近出てきた「工事不要・コンセントに差すだけ」の据え置きWi-Fiについて、動画および解説記事があります。そちらもぜひどうぞ。

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