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【じょかセレクション】おうちでお手軽!おすすめカクテル:カフェ編

生活と科学
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初出:2019/06/11 Vol.332 おうちでお手軽!個人的おすすめカクテル:カフェ編

Joker
Joker

今回のおうちカクテルは「カフェ」がテーマです。というわけで、角砂糖にブランデーを垂らして、火をつければ・・・(照明オフ)

くられ
くられ

カップの上で青い炎が燃える、と。なかなかオシャレだね。色づけしたら面白そうだな・・・

Joker
Joker

まあ、我々がやってると、カフェというよりおうちで出来る科学実験になっちゃう感じですが・・・さて、この「カフェ・ロワイヤル」は、ほとんどアルコール飛んでますし、先生も飲めますよ。

くられ
くられ

ありがとう。なるほど、ブランデーの香りを楽しむ奴なんだな。確か洋酒を使ったお菓子がどこかに・・・

Joker
Joker

角砂糖に火をつけるっていうと、私だとアブサンですけどね。

くられ
くられ

・・・おおっと、薬品棚のアルコールが!

Joker
Joker

この専用スプーンに角砂糖を載せて、アブサンを垂らして火を・・・(バッシャアア)ぎゃーーーーーー!!

※アブサンの場合、アブサンスプーンという専用スプーンがあります。なかなかカッコいい。

おうちカクテル・カフェ編

どうも。Jokerです。家で飲むのに手頃なカクテルの話、第十四回をお送りします。今回のテーマは、コーヒーと紅茶を使ったカクテルです。

コーヒーや紅茶にブランデーを垂らして香りを楽しむ、なんていうのの派生といえば派生です。こう、そういうお題目で酒を飲むために、ブランデーやウイスキーの紅茶割りだとコーヒー割りだのという、そういうものもありますが、今回ご紹介するのは、もうちょいオシャレでちゃんと美味しいものです。

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紅茶・コーヒーとお酒の関係

お酒が飲めない人からすれば、お茶はお茶、お酒はお酒で楽しめばいいじゃないか、と思われるかもしれません。実際まあ、無闇にお酒を入れすぎるとどっちの風味も破壊しちゃいますしね。

しかし、お菓子にブランデーやラムを使ったりするように、ちょっと風味を利かせると美味しくなる、というのはやはりあります。

普通の紅茶に対してのフレーバー・ティーのようなものですね。例えば、ブランデーを使ったお菓子と、ブランデー入りの紅茶やコーヒーの組み合わせは、主張する香りの組み合わせ次第ではあるものの、マッチすると思います。

また、ブランデーやウイスキー、ラムばかりでなく、リキュールをシロップ代わりにする、というのも、組み合わせによってはなかなか美味しいです。チョコレートリキュールなんかコーヒーとの相性抜群だと思いますしね。

さて、前説はこのくらいにして、ここらで具体的なレシピをご紹介していきましょう。カクテルとしてコーヒーを主体にする場合は「カフェ」、同様に紅茶を主体にする場合は「ティー」が名前の頭に付くものが多いです。例外もありますが、今回ご紹介するのはおおむねそんな感じ。自分でオリジナルを作る場合の、命名の参考にしても良いですね。

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カフェ・ロワイヤル/ティー・ロワイヤル

お茶にお酒という組み合わせで一番に連想されると思う、ブランデーとコーヒー、紅茶。もちろん、普通に注いで作っても美味しいんですが、香りを楽しむという意味で最高なのが、ロワイヤルです。

カップ一杯のホットのコーヒー、紅茶に対して、ティースプーンに角砂糖を載せ、そこにお好みのブランデーを垂らして、ライターで火をつけ、青い炎が燃えるのを楽しんだら、そのままカップに落とす。

コーヒーであれば「カフェ・ロワイヤル」、紅茶であれば「ティー・ロワイヤル」と呼ばれる、優雅なカクテルです。燃やす事でアルコールも飛ぶので、お酒に弱い人でも大丈夫です。一滴も飲めない人、お菓子に入ってる量で酔っ払う人には流石におすすめできませんが。

ちなみに、このようにカップに渡せるような細工をしたロワイヤル用のスプーンというのもあります。

気を付けたいポイントはいくつかあり、まず、火をつける場合は普通のガスライターやチャッカマンなどにしましょう。オイルライターや、格好を付けてマッチを使ったりすると、オイルやマッチのリンの臭いでせっかくの香りが台無しになります。

また、くられ先生の動画なんかでも、色付きの炎を見せる場合は照明を落としているように、ブランデーが燃える青い炎は、明るいとほとんどわかりません。間接照明を使うとムーディーで良い感じです。

・・・と、オシャレなカフェでやるような飲み方ですが、家でも気分を出したい時、例えばバースデーケーキのロウソクを吹き消す代わりくらいの気分で、大人のちょっとしたお祝いとかでやるといいんじゃないかなと。

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カフェ・ガリアーノ

「ガリアーノ」というリキュールがあります。バニラの風味がするリキュールなのですが、これを20ml、カップに注ぎ、ホットコーヒーを100mlを注ぎ入れて、上にホイップクリームを載せたのが「カフェ・ガリアーノ」です。コーヒーは深煎りを使いましょう。

もともとはカフェ・コレットと言われるイタリアのエスプレッソの飲み方で、入れる酒は好みで何でも良い、というもの。サンブーカなら「カフェ・サンブーカ」、グランマルニエなら「カフェ・グランマルニエ」となります。もちろんグラッパやブランデーでもOK。

サンブーカは薬草系、グランマルニエはビターオレンジとブランデーで作られるオレンジリキュールです。

とまあ、これが正式なレシピなんですが、私は昔、ちゃんと豆から入れたコーヒーを出してくれるバーで、最後に落ち着きたい時にコーヒーを入れてもらい、シロップ代わりにショットグラスにガリアーノを入れて出してもらって、入れながら飲んだりした事があります。

それはそれで美味しかったので、ホイップクリームはあってもなくても、という感じです。

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ティー・コアントロー/ティー・モヒート

オレンジの風味がするリキュール「コアントロー」を、紅茶の中に好きなだけ、というのが「ティー・コアントロー」です。コアントローをシロップにして、オレンジのフレーバーティーにするイメージですね。一緒にレモンを搾っても良いですし、ホットでもアイスでもそれぞれ美味しい。

先ほどちらりと紹介した「グランマルニエ」もオレンジ系なので、そちらでやっても美味しいと思います。

ちなみにアイスティーにする場合、レモンではなくライムをしぼり、ミントを添えても良し。紅茶を濃く出して、ソーダ割りにしても美味しいです。ちなみにコアントローではなく、ホワイトラムを使うと、「ティー・モヒート」になります。

お酒を一切使わず、ミントとライム入りのティーソーダで「ヴァージン・ティー・モヒート」にしても良いでしょう。

紅茶に炭酸はちょっと・・・という場合は、もちろん、ナシでもOKです(笑)

というわけで、カフェとカクテルの話でした。ちなみに、紅茶を一滴も使わないで作る「ロングアイランド・アイスティー」というカクテルもありますが、ラムにウォッカにテキーラにジンと、ベースが蒸留酒のオンパレードなので、バーで間違って頼まないようにしましょう。

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今回のカクテルはカフェ系なので、飲めるなら今回のもの、飲めない人にはノンアルコールカクテルというのもアリだと思います。

これからは暑いですし、アイスと一緒にしたり、アイスを使ったカクテルに応用しても美味しいかも。ガリアーノやグランマルニエを、ホイップクリームに少量混ぜて風味を出して、アイスの代わりにフロートさせるっていうの、アリだと思います。

牛乳編で紹介したミルク割系のものは、コーヒーや紅茶でアレンジしてカフェ系にしても良い

カクテル紹介シリーズの一覧はこちら

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アリエナイ理科ポータル管理人にしてメルマガ編集、配信担当。
薬理凶室の裏方にいる四ツ目の悪魔。
https://twitter.com/JokerLunatic

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