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事によってはメタボよりヤバい?ロコモシンドロームに気を付けよう!

美容と健康
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初出:2013/08/13 Vol.29 ロコモシンドローム その1

ロコモシンドロームとは?

ロコモというとなんだか目玉焼きの乗ったハンバーグみたいな美味しそうな響きですが、さにあらず。
ロコモシンドロームとは、ひとまず普及に成功したメタボリックシンドロームに続く、「脱・寝たきり老後」を推進する言葉として、数年前から本格的にあちこちで目にするようになっている言葉。正確にいえば、ロコモティブ(運動の〜)シンドローム(症候群)の事です。

とはいえ、メタボリックシンドロームのような胴回りを測ってハイ終了(あれはあれで乱暴すぎなので、現在はあまり使われなくなったが)という明確な線引きはなく、片足で立って靴下をはけるか、といった感じのもの。とはいえ明確なガイドラインも無いまま見切り発車しているのもあって、なんとも普及に苦労している様子です。
ちなみに日本整形外科学会が独自のロコチェックなるものを出しており、

  • 家の中でつまずいたり滑ったりする
  • 階段を上るのに手すりが必要である
  • 15分くらい続けて歩けない
  • 横断歩道を青信号で渡りきれない
  • 片脚立ちで靴下がはけない
  • 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)
  • 家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)

この1つでも当てはまった人はロコモシンドロームということにしてあります。

デスクワークが中心の人だと、余裕で2、3個にマルが付く人がいそうなわけですが、30代、40代でロコモ状態を呈している人は、メタボ以上におヤバくなりあそばされていると言わざるを得ません。

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じゃあ、こいつを改善してくれるクスリとかねーのかよと言われれば、無いことはないのですが、あくまでクスリは補助です。しかも大半が処方薬ですし日常生活の改善をまず行わないことには解決せず、日常生活を改善すれば2、3ヶ月で脱ロコモはできるというもの。

改善内容は、よく運動し、栄養素の多い食べ物を食べる・・・に尽きます。

とはいえ、日常的に運動を盛り込んだり、食べ物に関しては生活習慣であるが、故にダイエットと同じで、一定期間しても仕方ありません。恒常的に生活を見直さないといけないわけで、その辺の話は次回で!

健康のためなら死んでも良い、というくらいの気概でないと健康維持は難しいのです。
25歳以降の健康ステイタスは、美容と若さと同じく課金装備! 気をつけていかんといかんのです。

大丈夫です、ロコモ対策はお金は殆どかかりません。

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