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【糖質制限】ご飯やパンの「お残し」ダイエットの落とし穴

美容と健康
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初出:2019/02/12 Vol.315 糖質って何?

Joker
Joker

寿司屋でネタだけ食ってシャリを残す・・・ですか。食いにいかなきゃいいのに(笑)

くられ
くられ

そういう主食を残すダイエットがあるみたいだけど、中には主食を我慢してお菓子やソフトドリンクを飲んでたりする人もいるのよね。

Joker
Joker

どうなんですかそれ・・・

くられ
くられ

ダメに決まってるじゃん(笑)

Joker
Joker

では先生、何故ダメなのかの解説を是非。

主食を残せば良いというものではない

「私、今、ダイエット中なんだよねー」の一言から。

回転寿司で、ネタだけ食べてご飯を残す。その他の外食でも、パンやご飯を残す。

最近、こういった、主食を避ける「お残し」が問題になっています。

この発端が、デンプン類の炭水化物は非常に糖質の塊であり、それらを摂取しなければカロリーは減る・・・という考えです。この辺、確かにうまく制限してやると一定の効果はあるのですが、短絡的に主食を食べなければ痩せるかというと、そんな簡単な話ではありません。

もちろん、糖質を一切取らないようなダイエットは体への負担が大きく、健康を損なってしまう事もあります。これは極端な話だとして、控えめにする程度であっても、肝心のやり方が間違っていると悲惨な結果を招きかねません。

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主食の代わりに甘い物を飲み食いしたら自滅する

さて、では間違ったやり方とは何でしょう。

主食を取らない代わりに、お菓子やソフトドリンクなどを飲み食いし、炭水化物ではなく単糖類少糖類を摂る・・・という解釈で終わっている方を散見します。

これは大きな落とし穴です。結果的にインスリンの分泌量を増やしてしまうため、血糖値が安定せず「おなかが空きやすい体質」になっていき、ダイエットがより過酷になっていく自滅ルートです。

いや、フツーに考えてですよ?

パンやご飯の代わりに甘いもの食ったらそりゃ駄目だろう、っていう話です(笑)。

しかし、人間とは低きに流れてしまうもの。甘いものを食べても、パンやご飯を我慢すれば大丈夫・・・などと思ってしまうと、ついつい、という奴ですね。

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適度な量の主食を取って腹持ちを良くする

炭水化物は適度な量をとっておけば、それが体内で非常にゆっくり分解されて、そこから糖類がでてきてインスリン分泌をがんばらなくても血糖値が安定するという利点があります。ようするに腹持ちが良く、間食を抑える働きが強いのです。

じゃあ、その量はどのくらいがいいのか。とりあえずご飯であれば1日に1回お茶碗1杯程度で、別に朝だろうが夜だろうがどちらでも「負担に感じない」というのが大事でしょう。もちろんこの辺は個人差があるので、適宜、調整が必要な事ですが・・・そもそもダイエットとは、己と向き合って細かい部分を調整していく事まで含んだものです。

毎度毎度言ってることですが、ダイエットに正解なし、いろいろなダイエット方法はその人がその人の体質で成功しただけのただの一例に過ぎないので、よくよく自分を観察することが大事だと思うのです。

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