初出:2014/06/17 Vol.72 心の距離(物理)
相手との距離感
心理学では、密接距離(15〜50cm)個人エリア(1m)社会的距離(1.2m〜3.5m)公衆距離(3.5m以上)と定義されることが多い。これはどういうことかというと文字通りで、人間はこの距離の区切りで、親密度を無意識に作っているといえます。
パーソナルスペース - Wikipedia
故に最初は公衆距離から始まる関係をいかに密接に持っていくかという順序立てが大切であり、それぞれの区分を飛ばして近づくと多くの場合「不快」と感じ、異性から見るとガッツいているという雰囲気が生まれるわけです。
故にそれぞれの距離区分おきに、近づくきっかけやチャンス、口実を作り、段階を経て距離をつめていくと精神的な威圧感なく近づくことができるというのが理想論。
ホルモンバランスと結婚詐欺
ある社会心理学の説によると二十代後半から三十代中盤。この年齢は女性が女性としての最大の売りである「子供を作る」ことができるラストチャンスと言える年齢層。故にそれまでに彼氏や配偶者の見つかっていない人は、かなりの焦りを感じ、この距離感を見失いやすくなるという。
これは今子孫を残さないともう、残せませんよという体がホルモンを使い訴えかけているからではないかと言われている(実際にプロゲステロンの分泌がエストロゲンより多くなっていく)その結果、急いで配偶者を捜すようになり多少はいろいろなものに妥協するようになるのでは・・・ということだそうで。
実際、結婚詐欺にあっさり合う女性も多いので、もはや晩婚化は当たり前の昨今。自分の感じている距離感が本当なのか、再度自分に問い直してみてもいいのかも。