初出:2014/11/04 Vol.92 頭皮のスキンケア
あなたの頭皮、乾燥してませんか?
スキンケアの仕方も、季節に合わせたものが必要になってきます。乾いた空気が吹きすさぶ秋・冬は、他の季節に比べてより保湿に気を配らねばなりません。乾燥肌の人はなおさらでしょう。
そして、スキンケアとは、女性のためだけのものではありません。とりわけ、最近ちょっと薄毛が気になってきた・・・というような男性は、頭皮のスキンケアをした方が良い場合があります。そうでなくとも、こういった事は積み重ねですから、予防的に気を付けるに越した事はない訳です。
一つの判断基準として、秋冬に入ってフケが増えた・・・なんて人は頭皮が乾燥しすぎている可能性が大です。
夏場にくらべて頭皮の脂は秋冬では分泌量自体が減るために、そもそもシャンプーでしっかり洗い流す必要は無かったりします。とはいえ、ヘアワックスやムースなどを付けている場合はしっかりシャンプーをしないと頭皮が休まる時間がないので良くありません。
風呂上がり前のお手軽乾燥対策
そこで、しっかりシャンプーとコンディショナーをしたあと、最後のゆすぐお湯、風呂桶にグリセリンをペットボトルのキャップ2、3杯(20〜30ml)程度を入れたものをジャバっとかぶってからお風呂を出るだけで、頭皮の乾燥はずいぶんとマシになるはずです。
べたべたとした感覚になる人はグリセリンを減らして使ってみてもいいですし、自作化粧水を頭皮にぶっかけて揉み込んでもOKです。自作化粧水の作り方は以下の記事をご参考にどうぞ。とても簡単です。
実はこの辺、科学動画の化粧水回でも触れております。字幕で、それも割と一瞬ですが(笑)。
頭皮に自作化粧水を振りかける時は、ボトル内に髪の毛が入らないように気を付けましょう。
頭皮に直接注ぎ口を付けるなどはもってのほか。何故かというと、雑菌による汚染を避けるためです。自作化粧水は優秀なものの保存性が良くないので、冷蔵保存必須なのと、こうしてなるべく雑菌が入らないようにすべく注意する必要があります。
また、ヘアワックスなどをつけていない場合の人は、「湯シャン」をしてシャンプーを使うのは、数日に一回とかでも安定します。洗いすぎも良くない、というのは、以下の記事で触れております。
要するにお肌の休日ならぬ頭皮の休日を作ってやればいいのです。外出予定のない日は整髪料を付けずに頭皮を休めてやる・・・というのも良いのではないでしょうか。
ただし、湯シャンは、煤煙などの汚れはあまり落ちないので、空気の汚いところや喫煙者がいるエリアで仕事をしているなどの人にはオススメできません。
特に中年以降の男性は、頭皮の脂に加齢臭物質が形成されやすいので、湯シャンだけで済ましていると、おじいちゃん臭くなってくるので注意が必要です(笑)。
この辺気になる方は、以下の一連の記事も参考になるかと思います。
また、より具体的に、頭皮の戦いが本土決戦になっていて予防とかヌルい事を言っていられない切実な方は、以下の記事群もオススメしておきます。