初出:2015/11/03 Vol.144 頭皮のマッサージ
改稿:2019/10/12
うぬぬぬ・・・頭が痛い・・・
頭痛かね? ちょっと頭のてっぺんのところを、こうグリグリとだな。
あいたたたた、痛い、先生、痛いですよ!
この程度で痛みを感じるということは、頭皮の血流が悪くなっている証拠だ。毛根にも影響が・・・ええと、この場合、ツノの調子も悪くなるぞ。
あー・・・肩こりはひどい方ですし、言われてみると首にも来てますね・・・・
頭痛にも色々あるが、案外、頭皮をほぐしてやるとマシになるかもね。
そうですか、ではちょっと自分でマッサージを・・・
はっはっは。マッサージか。この前作った機械では失敗したからな! 手ずから揉みほぐしてやろう!!
あ、いえ、自分で・・・
遠慮はしなくていいぞ! パワーには自信がある!! まずは首のあたりから、よっと(コキャッ)・・・うん? 間違ったかな?
・・・・・・(ブクブクブクブク)
首が曲がっちゃいけない方向に・・・南無。
意外な盲点? 頭皮の血流は大事
マッサージについては、オイルマッサージのオイルの自作だとか、リンパマッサージによる小顔効果の話なんかで触れたことがありますが、見逃されがちでありつつ、結構大事なのが「頭皮マッサージ」です。
頭皮はマッサージをする先としてはけっこう盲点になりやすいところなのですが、顔という超動く筋肉を上から支えている皮膚組織であり、首から上の血流が悪くなってくると頭皮にもその影響は色濃く出ると言えます。
他人に指先で頭頂部を少し力をいれて押してもらって、痛みを感じるようなら赤信号。頭皮が顔とはまったく違う、真っ白な血の気のない感じになっている・・・かもしれません。
毛根の活性化にもつながる・・・かも?
他の部位と違って髪の毛によって気付きにくい訳ですが、白くなっているということは、血流量が不足している、ということ。
頭皮の血流量は、毛根の元気さにも比例します。もちろん、刺激しすぎてもよくないのですが、適度に刺激してやることで活性化が見込めます。
またそれだけではなく、頭皮の血の巡りが良くないと、頭痛や肩こりの原因にもなることがあります。マッサージすると気持ちも良いので、お悩みの方にはおすすめです。
具体的なマッサージ方法
マッサージの方法としては、自分でやるのであればお風呂あがりや、お風呂の中で毛根をあまり引っ張らないように押してぐりぐりするような感じで、ツメとかはたてずに、ゆっくりといろいろな部分を満遍なく揉むようにすると良い感じです。
理想は人にやってもらうことで、座った状態で後ろから指の腹で両手、各3、4本にぐーーっと体重をかけてぐりぐりとマッサージしてほぐしていくように揉んでいきます。
特に首の後ろの付け根の当たりは硬くなっていることが多いので、土下座するように額を地面につけて(タオルでもあてて)、首の後ろから後頭部の皮膚をゆっくりと力強く揉んであげましょう。
関連記事
頭皮マッサージについてより細かく言及した記事もあります
マッサージオイルの自作
リンパマッサージによる小顔効果の話
薄毛に関しての話は、生活習慣が問題である事が非常に多いので、以下の記事を参考に。
さらに頭皮のケアに関しては、乾燥が問題になっていることもあります。自作の化粧水をシャンプー後に揉み込んでやると良い感じです。
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