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若くして突然死の謎 その4 〜健康と美容と若さは一蓮托生〜

美容と健康
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若くして突然死の謎 その4 〜健康と美容と若さは一蓮托生〜

初出:2014/02/04 Vol.54 若くして突然死の謎 その4

突然死。不摂生を積み重ねると臓器の再生、神経の再生、その他本来からだが求める休息を拒否し続けることで寿命が来てしまうという話。前回までは睡眠についての心がけでしたが、今回は食事と運動です。

食事は体の再生に必要な資源補給

食事というのはどういった行為なのでしょう? 当たり前ですが食物を食べるということです。
食べた食物は、胃や腸で分解されて、アミノ酸や糖、脂質、ミネラル分、ビタミン、その他微量成分として分解吸収されていきます。そして、そこで得られた部品を元に、体を再構築するわけです。故に脂質ばかりでタンパク質(アミノ酸の元)が少ないとか、糖分が多すぎるとかそういった食べ物は、体の再生に必要な「部品不足」ビタミンやミネラルなどは部品を組み立てるので「工具不足」といった形で、人間の体は常に代用品でなんとかする、高度な能力を持っていますから、一時的にはなんの問題も無く、栄養の偏りや、再生時間の無さもなんとかカバーできるわけです。

巷にはいろいろなダイエット方法が紹介されていますが、食事制限に関しては〜〜を食べるだけ、〜〜を避けるだけなんてのは愚の骨頂です。
まずカロリーの面では、ご飯やパンが異様に好きな人はともかく、普通の食事であれば、油物を避ける。これで外食で1日必要カロリーを超えることは滅多になくなります。ただたまには食べたいですし、規制しすぎるのも続きません。別にトンカツを食べても次の日、あっさりめのを続ければなんの問題もないのです。カロリー平均が1週間で割って健康範囲であれば何も問題ないと言えます。
あとはやはり野菜を多く。マルチビタミンも無いよりマシですが、野菜と摂取することで効果があがるという研究もあるので、おそらく野菜中のなんらかの微量成分がミネラルの吸収に関係していると考えられます。野菜嫌いは老けるのです。ここでいう野菜は芋類でも穀物でもなく、緑黄色野菜です。
ただ冬場は高いというのも事実。そういう時は海草にすればいいのです。もずくやワカメはかなり優秀な総合ミネラル野菜です。あとは肉は脂身さえ避ければ魚でも鳥でも豚でもなんでもOKです。

結局は過剰な油と糖分、これを避ければいいだけです。
ファストフードが良くない理由はここに集約されてます。添加物が使われているとかはなんらどうでもいいスケープゴートなのです。きちんと使われている日本の添加物ごときで人間の健康は崩れるのはあり得ません。

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運動を習慣化しよう

あとは運動をしましょう。

肉体労働のおにーちゃんが、タバコをバカバカ吸って、コンビニ弁当とファストフードで腹を満たしていても、ぶっちぎった健康体であることが多いのは体を使うからです。

タバコを多少吸っていようが、毎日1時間筋トレをして、腹筋が割れるくらいを維持していれば、それは帳消しになるくらいの健康増進作用があります(吸わなければ差し引きゼロにならずプラスになるのはいうまでもなくw)。

そんなことは言われなくても分かっているという声が聞こえますが、生活に運動を入れるのは、なかなかの難題です。運動は習慣。習慣になってしまえば、ちょっとした移動時も走って移動すれば十分良い運動になりますし、体を動かさないと気持ちが悪くなってきます。
そんな習慣作りに最も大事なのがパートナー。一緒に体を動かす人がいないと続かせるのは、相当な精神力が必要です。パートナーは散歩用の犬でもいいですが、できれば人間。同性異性問わず、毎日1時間程度歩いてくれる人がいれば最高です。1時間歩けるようになったら、30分は小走りで、最終的に毎日1時間ゆるく走ってられるようになれば、健康維持という意味では十分です。

そういうわけで、健康と美容と若さ、これらは全部一蓮托生。

若い間、どうせ長生きするつもり無いし・・・と言っててもいざ年を取ると後悔だけが残るのです。

不健康は霧雨の中を歩くようなもの。まだ濡れてない、まだいける、走れば間に合う・・・気が付けば芯までぐっしょり、そして後悔先に立たず突然死。

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